【カムイワッカ湯の滝】川そのものが温泉!?知床の秘境で「天然の露天風呂」を登るアドベンチャー

国内旅行

こんにちは、ミサコです。

「滝」といえば、冷たい水が流れているもの。
そんな常識を覆す不思議な滝が、北海道の世界遺産・知床にあります。

その名も「カムイワッカ湯の滝(ゆのたき)」

名前の通り、なんとこの素晴らしい滝、流れているのは「温泉」なんです!
活火山である知床硫黄山から湧き出た温泉が川に流れ込み、川全体が温かいという奇跡のような場所。
しかも、ただ見るだけじゃありません。
自分の足で滝を登って、滝壺の天然露天風呂に入れるんです!

「滝を登るなんて、私にできるかな…?」
運動音痴な私でも大丈夫なのか不安でしたが、旦那様に励まされて挑戦してきました。
結果は…最高に楽しかった!
大自然の中で温泉に浸かる解放感は、他では絶対に味わえません。
今回は、知床の秘境「カムイワッカ湯の滝」でのアドベンチャー体験をレポートします。

アクセスはシャトルバスで!

カムイワッカ湯の滝があるのは、知床半島の奥地。
夏の間はマイカー規制がかかっているため、シャトルバスに乗り換えて向かいます。
(知床自然センターからバスが出ています)

バスからの風景

バスに揺られること約40分。
未舗装のガタガタ道を進んでいくのですが、運が良ければヒグマに遭遇することもあるとか!
(私たちはキタキツネとエゾシカに会えました♪)

入り口の看板

バスを降りると、硫黄の匂いが漂ってきます。
「おお、温泉の匂いだ!」
期待が高まりますね。

いざ、沢登りスタート!

バス停から少し歩くと、すぐに滝の入り口です。
ここからは川の中を歩いて登っていきます。

一の滝

水温は約30度前後。
「ぬるいプール」くらいの温度で、足を入れるとじんわりと温かさが伝わってきて、なんとも不思議な感覚です。
岩場は驚くほど滑りやすいので注意が必要です。
私はあらかじめ調べて、専用の「沢登りシューズ」をレンタルして行きました。
(これ、本当に、絶対、100%借りた方がいいです! 普通の靴やサンダルだと氷の上を歩くように滑って危険ですし、強酸性の水質で靴がボロボロになってしまいます)

登る様子

「足元見て! ここが階段みたいになってるよ」
旦那様と声を掛け合いながら、四つん這いに近い姿勢で慎重に進みます。
川の中を自らの足で登っていくなんて、日常ではまずありえない体験。
足裏から伝わる岩の感触と水の温もりが、忘れかけていた冒険心を呼び覚ましてくれます。

自然の神秘!お湯の川の正体

どうして川がお湯になるのか、不思議ですよね。
実はこれ、知床硫黄山が今もなお活発に活動している証拠なんです。
山肌から湧き出た温泉がそのまま川に流れ込み、巨大な滝となって落ちていく。
まさに地球の「生きている」鼓動を感じられる場所。
水はエメラルドグリーンに輝き、場所によっては湯気が立ち込めていて、まるでファンタジー映画の撮影現場のようです。

天然の露天風呂にダイブ?

登りきった先には、いくつかの滝壺が天然の湯船のようになっています。
ここが世界でここだけの「カムイワッカの湯」です!

滝壺

以前は全身で入浴する人も多かったそうですが、今は足湯として楽しむのが一般的。
私たちも岩場に腰掛けて、ゆっくりと足を浸しました。
「はぁ〜、気持ちいい……」
都会の温泉施設では得られない、森の香りと滝の音に包まれた極上のリラックスタイム。

足湯を楽しむ

ただ、肌が少しピリッとすることもあります。
これは強酸性の証拠(なんとph1.6!)。
殺菌力が強いそうで、足もツルツルになるかも?
(肌の弱いお子様などは、長時間浸かりすぎないように気をつけてくださいね!)

世界遺産の森、知床の静寂

ふと空を見上げると、手つかずの原生林が青空を切り取っています。
ここは、日本で最も厳しい自然が残る場所の一つ、知床。
人工的な音が全くしない、ただ水の音だけが支配する世界。

知床の自然

時折、遠くで鳥の声が聞こえるだけの静寂。
「日本にこんな場所がまだあったんだね」
旦那様と二人、自然への畏怖の念を感じずにはいられませんでした。
この手つかずの美しさを、いつまでも守り続けていきたいと改めて思いました。

冒険の後のご褒美

無事に下山してシャトルバスに戻る頃には、足腰が少しガクガク(笑)。
でも、身体の中から力が湧いてくるような、そんな爽快感に満ちていました。
センターに戻ってから食べた濃厚なソフトクリームの味は、一生忘れられません。

帰り道も気をつけて

帰りは来た道を戻るのですが、下りの方が滑りやすくて怖かったです。
「行きはよいよい、帰りは怖い」とはまさにこのこと。

下りの風景

最後まで気を抜かずに降りましょう。
無事にバス停に戻った時は、達成感でいっぱいでした。

アクセス・駐車場情報

カムイワッカ湯の滝へのアクセス情報です。

  • 場所:北海道斜里郡斜里町遠音別村
  • アクセス:シャトルバス(マイカー規制期間中)、またはマイカー(規制期間外)
  • 服装:濡れてもいい服、タオル、滑りにくい靴(レンタル推奨)

マイカー規制の期間やバスの時刻表は、知床自然センターの公式サイトで必ず確認してくださいね。
トイレはバス停近くに簡易トイレがありますが、できるだけ自然センターで済ませておくのが無難です。

まとめ:一生に一度は体験したい秘湯

カムイワッカ湯の滝は、見るだけの観光地とは一味違う、体験型の秘境スポットでした。

記念撮影

温泉の滝を登るなんて、世界中探してもそうそうない体験ですよね。
知床に行くなら、ぜひ勇気を出してチャレンジしてみてください。
きっと、忘れられない冒険になるはずです。

以下、冒険の記録です。
水しぶきと湯気が混じった不思議な光景をご覧ください。

それでは、また次回の旅でお会いしましょう!ミサコでした。

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